「知っていますか?」
今日も、彼女は意味深に声をかけてくる。

ぼーっとしていられる?

ちょっとご無沙汰ぶりに何もやる気が起きないので、またぱらぱらーっと「安達としまむら」を読んでいるのだけど、こんな場面があった。

鼻息荒く意気込んでいるのは私ばかりで、しまむらはいつもどおり、流れる時間に身を委ねていた。ふとした時に顔を覗くと、ぼぅっと、眠そうな目でどこかを見ている。そして私と目が合うと、ゆっくりと笑う。そうしたしまむらの少し遅れたような反応を見る度… (安達としまむら 4巻)

いいなー、しまむらは。わたしも、そんな風に誰かがそばにいても常に気を遣ったりせずに、マイペースにいれればいいのに。

なんて思っていたら、あれ?なんだか胸がギューっと掴まれるような…苦しい?

「うつうつは治りかけている時が実はかなり危ない」なんて本でも見たけど、本当かもしれない。今まで薬で抑え込んできたいろんな思考が、少しずつ再起動し始めている頭の中を専有し始めるから。

理想の中の「なりたい自分」と、今の自分が果たしてそうなれるのかを見比べて、なれないだろうなと落胆することが、けっこうダメージになる。だから大事なことは、「自分は自分」で生きていけるようになることなんだろうけど、ね。

 

春休みも終わりが見えてきて、だんだん焦りが出てきてしまっている、そんな3月中旬の夜。

 

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